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制服による征服

by yomitaro0422
on 2006年10月10日
in 030-060:日常のこと

餃子の次の日の朝ご飯は、たいてい水餃子か(皮が足りなくなった場合には)肉団子スープなのだが、夕べ食べつくしてしまったので、キャベツとにんじんの味噌汁に納豆。体重54.6kg。開脚スクワット、腕立て伏せ各50回。

今日も天気がよいので、洗濯2回。BGMはバッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ、カール・ズスケ。お客さん宅で、本と一緒に買い取ったCD。アマゾンのサイトに出ている写真とは微妙に異なるジャケットだが写真は同じ。ゆったりしたテンポで、内省に沈んでゆくような演奏。普段聞いているクイケンの一音一音が別々に聞こえてくる演奏とは違い、一本のラインのように美音が歌う。気持ちがいい。suske.jpg

かつては洗濯物を干すときに、息子Nのもの、息子Rのもの、子供たちの母Kのもの、自分のものとわけて物干しに下げたものだが、いつの間にかそういう習慣はなくなった。しまうより、干すのが大変になったのだろうか。
いや、かつては似た服が多くて、誰のものか分けるのが結構むずかしかったのだが、今はきるものがみんな違うので、一目瞭然。あらかじめ分類しておく必要がなくなったのだ。
とくにNとRはKの実家から送られてきた同じブランドの服を着ていたので、大きさ以外に区別するものがなかった。しかも、大き目の服をもらったり、お下がりをしたりで、複雑なことになっていたのだ。
今はRにも自分の趣味ができたし、Nは主に制服を着ているので、間違いようがない。Kのレディースの服は、ますます切り詰めた設計になっていて、着丈も非常に小さい。身長160弱の彼女の着るものが、145センチの小6と同じ大きさである。しかも、胸の下など鋭角的に絞ってあって、体の線を(たとえ本当の身体がそれほどグラマーでなくても)立体的に見せるようになっている。かつては(学生時代は)共有できたブラウスやセーターは、僕が着ようとすると「破れるからやめてくれ」といわれるような代物になってしまった。僕の服とはぜんぜん違う。
とくにNの制服はときどきクリーニングに出すだけで、ワイシャツと下着以外めったに洗濯しないし、下着も制服のように同じデザインのものを買い揃えてある。
かれの中学校は私服だったので、高校に入って初めて制服をあつらえた。どういう気分でいるのだろうか、彼は休みの日でも制服で出かけることが多いし、家に帰ってもパジャマに着替えるまで制服でいる。
僕が小学生のときだ。卒業間近の6年生が、数名ずつ招待されて、校長室で食事をした。中学生になって制服が着られるのがうれしいか、という校長の問いに、みんながうなずいていた。NOと言ったのは僕ひとりであった。
なぜなら、自分は自由を好むものであって、全員が強制的に同じ服装をさせられるなんて、嫌なのが当然だ、とは答えられず、詰襟の首が苦しいから、と言いわけした覚えがある。
Nにとっては制服は管理の象徴ではないのだろうか。
店には、4、50キロはあろうかという、どうにも持ち上がらない大きな箱に16箱、買取の本が預かってあった。店長のSと二人で整理しながら買値をつける。縛ると50本以上だ。預かりの本は、箱から出して縛っておけといつも言ってるのに、そのままおいておくとは何事だと、店長Sは激怒。
昼ごはんは花マルうどん。いつもは100円の「かけ小」だけだが、今日は奮発して120円の海老天を付ける。
店員Rに先日買い入れた車一台分の本の整理を頼む。仕入れた本をまず整理するのは僕の楽しみだが、最近Rには市場にも行かせていないし、僕が先に触った品物の後始末ばかりではかわいそうだ。たまには勝手にやりたいだろう。
serye1010.jpg
この仕入れには、あまり古い本はないけれど、経験の浅いRがやるので、ここしばらくは掘り出し物が出る可能性大だ。
北朝鮮が核実験をしたと発表したらしい。あまり大騒ぎしないほうがいい。
夕飯はかにクリームコロッケ。このあいだ、女店員Mが作り方を店長Sに聞いていた。それを横で、見ていて僕も食べたくなったのだ。コツは時間をかけて作ることらしい。

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