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猫にイナバウアー

by yomitaro0422
on 2006年10月12日
in 030-060:日常のこと

今日も、チリメンじゃこがない。納豆に卵の黄身、薬味は長ネギ。昆布でカルシウムを補う。
最近の納豆には必ずタレがついている。変な甘ったるいやつだ。関西の人は納豆を食わないと言うが、あんなグルタミン酸くさいタレを入れたら、江戸っ子だって食えやしねぇ。
だいたい、納豆は発酵食品だから、風味を食うもんだ。大豆のたんぱく質が、藁についている酵母のナットキナーゼで分解して、ものすごくいろんなアミノ酸になっている。十分複雑な味で、それ自体ダシになるほどのものだから、味付けのタレ何ざいらねぇんだ。
同じ大豆仲間のしょうゆだったらちったぁガマンもしてやるが、昆布の汁なんかかけられた日にゃ、ケツからくしゃみが出るってもんだ。
うそだと思ったら、今度、塩で納豆を食ってみない。本当にいい香がするから。その時にゃ、しょうゆをかけるときみたいに箸でといちゃいけない。粘りが泡んなって、苦味を感じるから。とかないで、そのまんま塩をかけて、冷奴を食うときみたいに、箸で四つに分けて口に入れりゃ、いい香が口ん中に広がるね。
などと思いながら、しかし、口の中が粘つくので、うがいを5回。洗濯は1回分。ハンカチはポケットに入れる大きさに畳んで、手のひらに載せ、そのまま拍手をするように数回手の中でたたく。このとき、満遍なく布が伸びるように、まわしながらいろいろな方向にたたく。
この方法を編み出したとき、これで一生ハンカチのアイロンかけから開放されたと思った。実際にそれ以来、ハンカチのアイロンかけをしていない。
だいたい、ハンカチのアイロンかけほど面倒なものはない。周りから真ん中方向にかければ、中心にしわが寄る。真ん中から、端に向かってかけると、布がゆがんで、畳んだときにピロピロがでてしまう。
干すのがすぐ終わったので、今日はアワビ(片方)になっている靴下を集めて、集団見合いをしてみた。いくつかはカップルが作れたが、ほとんどはヤモメのままである。数えたら17片割れもあった。
服装の持ち主わけが間単になったと言ったが、靴下は例外である。僕自身のはわかるが、他は混乱している。とくに、息子NとRのを分けるのは困難を極めるので、作業を放棄して、同じ引き出しに入れることにした。
なるべく、兄らしきものを手前に、弟らしきものを奥に入れるようにしている。兄は無頓着なので、手前にあるものしか見つけられないからである。
それでもたまに、弟の小さな靴下を兄が無理やりはいてしまうらしい。神経質な弟はそれをとても嫌がる。たいてい兄がはくと、すごく汚して帰ってくるので、洗濯してもバレルのである。弟よ、靴下ぐらいいくらでも買ってやるから、さまで怒り給うな。
なぜか猫が暴れまくる。

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わが家の癒し系アイドル、ソルティー。いつもなすがままである。夜には、息子Nがイナバウアーをさせていたので、母親Kが心配して取り上げた。

開店ごろに出勤。午前中はきのうの続きで、精神世界の本に値段を付けるがぜんぜんはかどらない。弁当は玄米に昆布。炒めた肉を少々。午後にはきのうの、三十数箱を始末し始める。
本日の市場出品は男店員Mに行って貰う。倉庫がすいたので、新たな出品を作り始める。社会科学から70冊、日本の現代思想から80冊。音楽を50冊。映画を30冊。仏教を30冊。文学から20冊。戦前の雑本(業界用語でクロごみ)を100冊。戦前美術評論の希少書を10冊。戦前文芸書を40冊。その他しめて500冊程度を棚から抜き出し、来週の市場に出せるように準備しろと、女店員Mに指示。
古本屋の品物は、仕入れたぶん全部が売れるわけではない。その辺が、八百屋や魚屋と違うところだ。よみた屋では毎週3,000から5,000冊ぐらいの仕入れがあるが、店頭で売れるのは半分程度だ。あとは市場に出したり、デパートなどの即売会に卸したり、本としてどうにもならないものは処分したりすることになる。
そうこうするうち、男店員Mがいつもより早く帰還。道がすごくすいていたらしい。サッカーの試合でもあったか。
夕飯は金目鯛のバター焼き。夜食に生八橋。休肝日。

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